日商簿記3級合格の土台は、やはり仕訳です。仕訳を間違えると、その後の集計や決算書にも影響します。
ただし、勘定科目をひたすら丸暗記するだけでは、初めて見る問題に対応しにくくなります。私は次の3段階で考えることをおすすめします。
仕訳の3段階
1. 5つのグループへ分ける
- 資産
- 負債
- 純資産
- 収益
- 費用
2. 増減を判断する
取引によって何が増え、何が減ったかを書き出します。
3. 借方・貸方へ置く
- 資産・費用の増加は借方
- 負債・純資産・収益の増加は貸方
- 減少は反対側
商品10,000円を現金で販売した場合、現金という資産が増え、売上という収益が増えます。
(借)現金 10,000円 /(貸)売上 10,000円
私も最初は現金しか分からなかった
商業高校で最初に簿記を習ったころ、教科書の背表紙にあった重要な勘定科目へ赤線を引き、「重要だから覚えるように」と言われました。
当時の私に分かったのは、現金くらい。それ以外はほとんど意味が分かりませんでした。
それでも、勘定科目をグループと定位置で考えるようになると、仕訳が少しずつつながりました。最初から全部分からなくても問題ありません。
練習方法
- 毎回、科目の横に「資産」「費用」などを書く
- 間違えた問題は、正解だけでなく判断を誤った段階を記録する
- 同じ論点を数問続けて解く
- 翌日にもう一度解く
- 借方・貸方の合計を必ず確認する
「1日何問なら必ず合格」とは言えません。正解数だけでなく、理由を説明できるかを目安にしてください。
現行試験の基本情報
日本商工会議所の案内では、日商簿記3級は商業簿記、3題以内、試験時間60分、合格基準70%以上です。制度は変更される可能性があるため、受験前に公式情報を確認してください。
参照:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class3/exam
仕訳で迷ったら、勘定科目のグループへ戻る。それが合格への遠回りに見えて、実は一番確実な土台です。



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