簿記は、会社の取引をルールに沿って記録・集計し、決算書を作るための仕組みです。
家計簿を大きくしたもの、と考えると入口は分かりやすいでしょう。ただし、簿記では現金の出入りだけでなく、掛取引、資産、負債、収益、費用なども記録します。
日商簿記3級で学ぶこと
日商簿記3級では、基本的な商業簿記を学びます。
- 勘定科目の5分類
- 取引の仕訳
- 仕訳帳・総勘定元帳
- 現金預金、商品売買、債権・債務
- 固定資産と減価償却
- 経過勘定などの決算整理
- 試算表や決算書の作成
工業簿記は3級の試験範囲ではありません。
試験の基本情報
日本商工会議所の案内では、試験科目は商業簿記、出題は3題以内、試験時間60分、合格基準は70%以上です。
試験制度や出題範囲は変更されることがあります。受験する年度の公式情報を確認してください。
参照:日本商工会議所「簿記3級 試験科目・注意事項」
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class3/exam
簿記検定には種類がある
簿記検定には、日本商工会議所の日商簿記、全国経理教育協会の全経簿記、全国商業高等学校協会の全商簿記などがあります。
このブログでは、主に日商簿記3級を扱います。名称が似ていても主催団体や級、出題範囲が異なるため、申込み前に確認してください。
学ぶメリット
- 会社のお金の流れを理解しやすくなる
- 経理書類や決算書の基礎が分かる
- 就職・転職で基礎知識を示せる場合がある
- 上位級や経理実務を学ぶ土台になる
- 数字を根拠に考える習慣が身につく
資格だけで採用や昇進が決まるわけではありませんが、会計の共通言語を学べる点には価値があります。
最初に何を勉強するか
- 資産・負債・純資産・収益・費用を覚える
- 各グループの借方・貸方の定位置を理解する
- 基本仕訳を繰り返す
- 帳簿と試算表へ進む
- 決算整理と決算書を学ぶ
私は商業高校で簿記を学び始めた当初、現金以外の勘定科目がほとんど分かりませんでした。それでも、科目をグループで考えるようになってから、仕訳のつながりが見えるようになりました。
最初から全用語を理解する必要はありません。まずは「何が増え、何が減ったか」を言葉にするところから始めてみてください。
次に読む記事:日商簿記3級合格に必要なこと


コメント