簿記3級の有形固定資産|取得原価・減価償却・売却を一つの流れで理解

有形固定資産 秘訣

有形固定資産は、会社が事業のために長期間使用する、形のある資産です。

  • 建物
  • 土地
  • 備品
  • 車両運搬具

商品は販売するために持ちますが、固定資産は事業で使用するために持ちます。

購入時は付随費用も確認

備品100,000円を購入し、運送費5,000円とともに現金で支払ったとします。問題文の条件で運送費を取得原価へ含める場合:

(借)備品 105,000円 /(貸)現金 105,000円

本体価格だけでなく、使用できる状態にするまでの付随費用を確認します。

使用期間へ費用配分する

土地を除く固定資産の多くは、使用期間にわたって減価償却します。

取得原価120,000円、耐用年数5年、残存価額0円なら、1年分は24,000円です。

(借)減価償却費 24,000円 /(貸)減価償却累計額 24,000円

売却時は帳簿価額と比べる

取得原価500,000円、減価償却累計額300,000円の車両を250,000円で現金売却したとします。

帳簿価額=500,000円-300,000円=200,000円
売却益=250,000円-200,000円=50,000円
(借)現金 250,000円
(借)減価償却累計額 300,000円
      /(貸)車両運搬具 500,000円
      /(貸)固定資産売却益 50,000円

修理費の判断

元の状態を維持・回復する支出は修繕費、価値や使用可能期間を高める支出は資産へ加える場合があります。簿記問題では、資本的支出・収益的支出などの指示に従います。

固定資産は「買って終わり」ではありません。取得、使用、減価償却、売却を一つの流れとして理解しましょう。

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