簿記3級を勉強中のあなた!決算整理と聞くと「めっちゃ難しそう…」って不安になっちゃいますよね。
でも安心してください。
今回は「簿記3級 決算整理 売上原価 わかりやすく」をテーマに、たった3分で理解できる公式を紹介しちゃいます。
動画や図解なしでも頭にスッと入るよう、めちゃくちゃ噛み砕いて説明していきますよ!
決算整理って何?簿記3級でわかりやすく理解しよう
まずは「決算整理」のイメージをざっくり掴んでいきましょう。
決算整理とは?
簿記3級では、決算整理とは「財務諸表を作る前に、帳簿上の数を正しく調整するための仕訳」のことを指します。
たとえば、費用をきちんと計算するために、前後期のズレを直すような作業ですね。
具体的には「売上原価の調整」「前払費用の精算」「減価償却費の計上」「貸倒引当金の設定」などが含まれます。
今回はその中でも、簿記3級の重要テーマ「売上原価」に絞っていきます!
売上原価って?簿記3級でわかりやすく理解したいあなたへ
「仕入」と「売上原価」、似てるけど違う!ここをしっかり押さえるとバッチリです。
売上原価とは何か?
売上原価とは、その期に実際に販売された商品の原価のこと。
つまり「売れた分の仕入れ値」ですね。
ポイントは、全部仕入れた分が売上原価にはならないということ。
売れ残った分は次期に資産として繰り越す必要があります。

決算棚卸で、従業員総出で数量チェックをしているのは、このため。
3分で理解!売上原価の超シンプル公式
ここがポイント!
売上原価 = 期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 - 期末商品棚卸高
この公式がバッチリ理解できてれば、仕訳も試験対策もバッチリです。
簿記3級 決算整理で売上原価をわかりやすく仕訳してみよう
さあ、具体的な仕訳に入っていきます。
期首在庫がある場合の仕訳
期首在庫がある場合は…?
それは「仕入 → 売上原価に含める」仕訳をします!
これで「前期の在庫を費用にする」処理がバッチリできますね。
期末在庫がある場合の仕訳(わかりやすく!)
- 仕入 → 繰越商品(資産)への振替
- この調整によって、仕入から売上原価への変換が実現します。
例:期末在庫1点100円が売れ残った場合
仕訳:
繰越商品 100 / 仕入 100
この処理をすると、仕入からその金額を引いて「売れた分だけ費用(売上原価)」にできるってわけです!

俗に言う、しーくりくりし Or 仕入・繰商・繰商・仕入 がこれ。
前期決算で売れ残った分を当期仕入れに振替・今季決算で売れ残ったものは繰越商品に振替。
これで売上原価の計算終了!!
仕訳の型は、
- (借方)仕入 /(貸方)繰越商品 ⇒期首商品(在庫)
- (借方)繰越商品 /(貸方)仕入 ⇒期末商品(在庫)
簿記3級の決算整理で売上原価が出題される理由と得点源のポイント
簿記3級の試験では、この売上原価の仕訳、結構重要なんですよ。
- 第3問(決算書作成問題)の中で、売上原価の決算整理仕訳が1パターン出題されます。
- これを押さえると約3点ゲットできます。
- さらに、決算整理後の残高試算表の作成、貸借対照表・損益計算書への反映も流れで覚えておくとスムーズです。

要点:流れと公式を理解しておくと、ミスなく解答できます!
約3点は大きい!!
3分で理解するまとめ!簿記3級 決算整理で売上原価をわかりやすく攻略
- 決算整理の目的は、帳簿を財務諸表作成に整えるための最終チェック。
- 売上原価とは「その期に売れた商品の仕入れ値」で、「仕入」とは微妙に違う。
- 覚えるべき公式は「期首在庫 + 当期仕入 − 期末在庫」。
- 仕訳は資産と費用の調整:繰越商品や仕入への振替で処理する。
- 試験対策では得点源:第3問でほぼ毎回出る内容で、仕組みを理解すれば確実に点数が狙える!
簿記3級の勉強は、一見難しそうだけど、
こうやってポイントごとに「これさえ押さえておけば大丈夫」ってとこを片付けていくと、意外とストンと理解できるんです。

今回の「3分で理解する公式」も、あなたの試験勉強にぜひ役立ててください!
コメント